あすみ鍼灸治療室【妊活鍼灸:妊活のための鍼灸】は、鍼とお灸、ときどきサンビーマーを使用します。あわせてIPコード(電気は使用しませんが、鍼と鍼を線で結ぶものです)や、
ダイオードてい鍼(一見ただの鉄の棒です。痛くも何ともありません。電磁波も出ておりませんし、危険なものは一切派生しません。ご安心ください)を主軸として施術を進めます。
ただあなたに必要な場合は他の道具(温灸、熱鍼や電気灸、カッピング、パルス等)も使用する場合もあります。使う場合はあなたへひとつひとつ説明し、ご了承いただいてからはじめます。(嫌な場合はお断りいただいて大丈夫です。何やら代案をひねり出してみます)
嫌なことやひどく痛いことはありませんし、恥ずかしい思いもほぼありません。(お腹に鍼をするときだけは、あなたの体の調子によっては下腹部へ鍼をする可能性があります。しかし私も女性です。あなたが恥ずかしいことがないよう配慮をしつつ、すすめてまいります。
●初回治療の時は●
問診があります。お体が今どんな状態なのか、月経にまつわる詳細をおたずねし、もし婦人科疾患をおもちであればそれについてもお尋ねさせていただきます。
治療にかかわるために、日常のことや、お仕事でどんな態勢をよく取るか、睡眠時間や好きな食べ物、キライな食べ物、ペットと暮らしているか二人暮らしかなどお尋ねしてします。
最初の治療は鍼とお灸からスタートします。お灸は温灸中心、熱々のお灸も場合によっては出番があるかも。
あまり緊張されないよう、鍼はじめてさんの場合はダイオードてい鍼等、ささない施術とお灸で始めることも可能です。なれてきたら鍼を少しずつ増やしていきましょう。
あなたの体は毎日満ち欠けしてゆきますので、それに合わせて鍼の場所や本数を調整します。また別にちいさな不調がその時あれば施術内でできうる限り対処させていただきます。
鍼は魔法ではありませんため施術の効果には個人差がありますが、私は毎回の施術をとてもこころを込めて真剣に思ってすすめます。たとえどんなにお話があって、笑って笑っていたとしても。
あすみ鍼灸治療室を選んでくださったあなたに感謝して、その思いが実るように鍼を使います。
●施術をかさねて、再診●
鍼の刺激になれ、お灸のあたたかみが好ましく思えるようになったころ、治療室の雰囲気にもなれ、のびのびと施術をうけていただけるようになっていることと思います。
「先生、今日は腰こりが~」とか「足がだるい」など毎日のちいさな不調もお知らせください。不妊治療と同時にできることをすすめさせていただきます。あなたの体調がすばらしいこと=懐妊へと続く小道なのです。
日々の他愛ないお話をしながら、栄養のこと、サプリのことなどお話をすすめていきます。(サプリといっても治療室で販売はしておりません。漢方薬も販売しておりませんので、売りつけません。ビタミンDが~、と説明はしますけれども。ご安心ください(^^)/)
●治療回数はどれぐらい? お値段はどうなの?●
お値段は通常の鍼灸治療と同じ価格です。(初診 5000円 再診 3300円)
高麗手指鍼をご指定である、または別の特別メニューご希望である、などないかぎり別途の鍼代などは発生いたしません。
治療回数は効果に個人差がでることと、もしあなたに婦人科疾患があればその対処等もかかわってくるため、目安としてのお伝えになります。
病院治療を行われている上に鍼灸治療を上乗せされる、それがよくある形なので病院治療をされている状態をベースとしてまずは三カ月、体調の基礎をととのえるつもりであなたのメンテナンスもかねてお考えください。
病院での治療が長く続いていて、もうやめようかなぁと思っているあたりの最後に鍼灸なのか、病院治療スタートとほぼ同時に鍼灸なのか、など土台の諸条件の違いで差がでるかもしれませんがまずは
お灸あったかくて気持ち良い~、ぐらい考えてローテーションに組み入れてください。
三か月後ごろ、体調の上下がなくなってきた、調子が良い日が続くようだということならあなたの体が少しずつととのってきています。つづけることをお勧めします。
三か月後ごろ、体調の上下がなくなってきた、調子が良い日が続くようだということならあなたの体が少しずつととのってきています。つづけることをお勧めします。
●妊活鍼の何が良いの?●
鍼の最大限の利点は、施術をうけてもあなたの体に副作用がほぼないことです。投薬はある程度の副作用が必ずセットでついてきて、あなたは知らないうちにそれを許容しています。
治療のためにはしょうがない、ということではありますがそれは「副作用の可能性はあるが、起こったらその時に対処」することになります。
それに対処することで妊活が遅れることがない場合は良いのですが、、、鍼灸はそういった副作用がほぼないのが利点です。(お灸あたりなどが起こる可能性は残ります)
また鍼灸はあなたを追い詰めることがありません。食養生などは小うるさく説明するかもしれませんが、強要はできませんので。
平たくいいますと鍼灸はあなたの体にあわせたペースであなたの不調をととのえ、あなたが心地よく過ごせるようお手伝いができます。
●治療の効果が出ないこともあるの?●
悲しいことですが、なかにはいらっしゃいます。子宮筋腫のサイズが手術適用サイズであられたりなど、婦人科疾患の影響が大きく、器質的に妊娠が難しい場合が多いです。
また医学的なお話を少し。アメリカ生殖医学会でとった不妊鍼灸のデータがあります。データのページはこちらです。
器質的に妊娠しずらい状態の場合は、まず病院治療をお勧めしております。病院治療との併用がもっともスムーズに治療が進む状態となります。
鍼灸の効果が出やすいのは器質的疾患がないにも関わらずまだ妊娠しないあなた、です。
しかし器質的疾患があっても体調を整えることはできますし、婦人科疾患の病院治療後に鍼灸をプラスすると妊娠力をより高めるサポートになります。
最後に、あなたが病院を卒業されることがあっても、鍼灸はあなたをずっとお守りする守り鍼のようなもの。これから赤ちゃんと逢うあなた、現在にぎやかな暮らしのあなたも、日々のルーティーンとして鍼灸メンテナンスをしてください。
女性の体はていねいなお手入れが必要です。何もないように見える空気中でさえ、化学物質、PMや花粉など「見えないうえに良くない」ものが多すぎるのですから。
人の体には、遊びというかある程度の許容範囲が存在します。けれどそれも限界があるもの。鍼はちいさな守りでありますが、鍼灸を毎週ローテーションで重ねることで日々の健康を続けるお手伝いができます。
あなたが未来の赤ちゃんと逢えるよう、あなたをサポートをさせていただけること、とても幸せに思います。お気軽にLINEやネット、お電話からご連絡ください。
あすみ鍼灸治療室